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漫検(漫画能力検定)とは?
 
 
「漫検(漫画能力検定)」は、漫画愛好者の描画力と創造力をプロが客観的に評価する検定です。
 子供から大人まで広く親しまれている漫画は、日本の歴史ある文化のひとつとして、古くは中世の絵巻物にもその原型を見ることができます。やがて漫画は貸本や週刊誌あるいは月刊誌に形を変え、時代を風刺したり、心に笑いや感動を与える存在になっていきました。そしてテレビ放送がはじまった1950年代以降、漫画はアニメーションとして大衆に広く浸透し、愛好者を増やしていきます。海外においてもコミック、テレビアニメ、映画として数多く紹介され、日本の大衆文化の代表格として高い評価を受け注目を集めています。
  思い出してみてください、鉛筆を持ち始めた頃を。誰もが、自分の好きなキャラクターを一生懸命に模写したり、創造したストーリーをスケッチブックに描きとめたことがあるはずです。ある人はその後、漫画同好会などに所属して本格的な漫画製作に取り組んだかもしれません。イラストレーターやアニメーターを職業に選んだ人もいることでしょう。世代を重ねるにつれ、これまで漫画の読み手だった立場から、感動を与える作り手になりたいと考えるのは自然なことかもしれません。
 漫画能力検定協会が主催する「漫検(漫画能力検定)」は、このように趣味やクラブで漫画やキャラクターを描く方や、本格的に漫画を学ぶことを目指す方を対象に、客観的な評価を行う実技検定として、実際に漫画やキャラクターを描いてそのレベルを測ります。
 この検定はパソコンとインターネット環境を利用する試験とその後の会場で実施される試験があり、漫画やキャラクターを描くことが好きな方なら年齢を問わず誰でも参加できます。プロによる能力の評価を受け、技術や感受性、想像力を研ぎ澄まし、漫画を描く自信を身につけていただければと思います。